本大会は、全国の専門学生が日頃培った知識・技術と自己の発想を結び付けたビジネスプランを発表するコンペです。書類審査を勝ち抜き、全国の専門学校から集まった11組が、ビジネスプランのプレゼンテーションを行いました。
情報大学併学科3年生のチーム(堀田 時生さん、山本 雄斗さん)が提案した『Search Sensor(サーチセンサー)』は、北海道における被害額が年間で45億円とも言われている、動物による食害(食い荒らし)から農作物を守るシステムです。ビジネスプラン立案にあたっては、農家や酪農家、農業協同組合の方に直接お会いして現場の声を収集し、ニーズ分析を行いました。また、システム実現にはAI(人工知能)の技術が必要不可欠であるため、プロトタイプ(試作品)を作成し、実現の可能性を確認しました。「
札幌市円山動物園」様には、本システムの効果について評価を、「
テンペランスシステムテクノロジーズ株式会社」様には、事業計画に対するアドバイスをいただきながら、ビジネスプランを構築してきました。