『ビジネスモデルコンペティション』全国大会でグランプリ(第1位)を獲得!

2019(平成31)年1月19日(土)、専門学校生向けのビジネスモデルコンペティション(コンペ)『第15回ビジネスプロデュースコンペティション(全国専門学校情報教育協会主催)』が、東京の日本電子専門学校にて行われました。本校からは情報大学併学科(現:大学併修科)学生が出場し、審査の結果、見事グランプリ(第1位)を受賞しました!
『Serch Sensor』を提案する堀田さん
本大会は、全国の専門学生が日頃培った知識・技術と自己の発想を結び付けたビジネスプランを発表するコンペです。書類審査を勝ち抜き、全国の専門学校から集まった11組が、ビジネスプランのプレゼンテーションを行いました。

情報大学併学科3年生のチーム(堀田 時生さん、山本 雄斗さん)が提案した『Search Sensor(サーチセンサー)』は、北海道における被害額が年間で45億円とも言われている、動物による食害(食い荒らし)から農作物を守るシステムです。ビジネスプラン立案にあたっては、農家や酪農家、農業協同組合の方に直接お会いして現場の声を収集し、ニーズ分析を行いました。また、システム実現にはAI(人工知能)の技術が必要不可欠であるため、プロトタイプ(試作品)を作成し、実現の可能性を確認しました。「札幌市円山動物園」様には、本システムの効果について評価を、「テンペランスシステムテクノロジーズ株式会社」様には、事業計画に対するアドバイスをいただきながら、ビジネスプランを構築してきました。
グランプリの表彰
ビジネスプランの完成度や、デモンストレーションを交えたプレゼンテーションの内容が高く評価され、満場一致でのグランプリ受賞となりました。本校学生の実力が、高く評価される結果となりました。ビジネスプランコンテストへの参加は、知識・技術の習得のみならず、様々な人との関わりがあり、人間的に成長する絶好の機会になっています。今後も多くの学生が同様のコンテストに取り組み、在学中に大きな成長を遂げることを期待します。

『Search Sensor(サーチセンサー)』
農作物を荒らしに来た熊や鹿などの動物を、自動で撃退するシステム。
設置されたカメラが害獣をとらえると、その害獣に最も有効な撃退策(電気柵、爆音機等)を発動させることができる。
害獣の識別にあたっては、カメラで撮影した画像と害獣の特徴をまとめた自作のデータセットを、AI(人工知能)が比較・分析することで実現している。

大学併修科コース一覧

【4年制】大学併修科